玄鳥去(つばめさる)

白露(十五節気)末候 第四十五候 9月18日~9月22日頃
 
 燕が南へ去っていく頃です。 
 
 燕は、農作物を食べず害虫だけを食べるため、益鳥として親しまれ大切にされてきました。
 
 また、昔より軒下に巣を作った家は繁栄すると言われ、商家では「商売繁盛の印」として巣立った後の巣を残しているところもあったそうです。
 
 そういえば、2,3年前、備前市日生の「海の家」(今はイオン支配下のスーパー、近くに漁場もあるため地場の魚を含めて鮮魚が豊富)の入口上に「燕の巣」がありましたが、その自動ドアーに張り紙あり「燕が子育て中です。巣立つまで見守りましょう」のような内容でした。当時は、優しさ溢れる店舗だなと思っていました。プラス「商売繁盛の印」の意味もあったんだなーと。
 
 燕は、春は一羽ずつ海面すれすれを飛んできて、帰りは数千以上もの多くの家族、仲間と大集団で帰っていくそうです。
 
 ツバメは気温とは関係なく、日照時間の長さを感知して渡りの時期を悟るとのことです。
 
(多くの植物も夜の暗黒の長さがわかり約15分間の違いを識別できるとか、人間には無理です)
 
 旅立つ時は、曇りの日か小雨の日、陽が落ちるのを待って高く舞い上がり雲に隠れるように南へ飛んでいくそうです。外敵に狙われないようにあえて雲におおわれた天候の悪い日を選んで、小雨の中でも洋々と飛んでいくツバメさん。幼少のころ軒先でみた親鳥が餌をくわえて帰ってきたときのヒナのあのめいっぱいに口をあけて鳴く姿が、なぜか思い浮かびます。
 
 行く鳥、来る鳥、渡り鳥ならではの別れの情感、心寂しさを人は自らに投影するのでしょうか?
 
 さて、燕など夏鳥が日本を去っていく一方で、やがて、雁・鴨・白鳥・鶴などの冬鳥が日本へしてきます。日本では多くの渡り鳥が行き交っています。その前提は自然環境です。かけがえのない自然を守っていくことは、日本人の古来からの四季折々を愛でる文化や情感を大切にする気質をもってすれば出来ますよね。
 
 この播磨自然高原の自然環境はすばらしいです。
 
 是非、身近なところからも意識して、自然に優しい生き方をしていきたいものです。
 
 

 

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