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小雪(二十節気)次候 第五十九候 11月27日~12月1日頃
北風が木の葉を払い落とす頃です。
春は、立春の初候、「東風(はるかぜ)」、夏は、小暑の初候、「温風
(あつかぜ)」、秋は、立秋の初候、「涼風(すずかぜ)」、そして、冬
は、この小雪の次候、「朔風(きたかぜ)」で72候による四季のストーリ
ーが完成します。
落ち葉の重なりでサクサク歩く感覚は自然の絨毯の中を歩んでいる感じ
でしょうか?
のと、長くそのままの形を保つ腐葉土になりくいものがあります。 前者は、
ナラ、ケヤキ、カエデ、シイ、カシなど、 後者は、マツ・イチョウ、クス
ノキなどです。マツなどは 水分含有量が多く、殺菌成分なども含有してい
るので微生物による分解が進まないようです。
ところで、冬の葉で「冬葉」と言われる「法蓮草」、 冬の冷え込みで
糖度、ビタミンは急上昇 夏よりもビタミンCが3倍になるとか?
ベータカロテンは1930年に発見、ニンジンの英語名「キャロット」に由
来、カロテノイドの一種で、抗酸化作用が高く活性酸素を除去し、動脈硬
化や心筋梗塞、ガンなどの病気を予防したり、老化防止にも役立つそうで
す。油や熱に強く、生食よりボイル・ソテー・揚げ物など油と一緒に調理
するほうが吸収力がアップ。ビタミンAは皮膚や粘膜を正常に保つ効果が
あるそうで、肌の新陳代謝による潤いアップ、粘膜を正常に保つことで感
染症を予防し免疫力を高め、目の健康にも重要な栄養素で、目の角膜を正
常に保つことができ、眼精疲労やドライアイ、夜盲症の予防効果があるそ
うで。これだけでもすごい! プラス鉄分の補給も。
そして、ほうれん草の根っこの赤い部分、捨ててしまう人が大半。でも
赤い部分に、ミネラルの一種、マンガンが豊富に含まれていると。マンガ
ンの効能は、骨や歯、皮膚などの形成促進に大きく役立っているそうです。
食べ合わせで問題なのはベーコンです。ベーコンにはは発色剤として亜
硝酸塩が使われており、これがほうれん草の硝酸塩と体内で結合して発が
ん性物質であるニトロソアミンが生成されるそうです。また、ベーコンに
はリン酸も含まれており、ほうれん草の鉄分やカルシウムの吸収が阻害し
ます。その他、玄米などの穀類、大豆などの豆類。これらの外皮にはフィ
チン酸が含まれており、ほうれん草の鉄分の吸収を妨げてしまいます。な
るべく一緒に摂取しないほうがいいかも、白米ならOK?
以上、法蓮草記事は健康ニュースなどから引用しています。
ちょっと、おいしい法蓮草のベーコン炒めは注意しようかな?